社会不安障害(SAD)の詳しい症状
社会不安障害(SAD)という疾患で生じる症状について、詳しくご紹介します。
性格の問題だと長年悩まされていたこと、思っていたことでも、
これらは全て、きちんと治療をすれば治る病気です。
■スピーチ恐怖

- 人前でのスピーチの時に声が震える
- 人前でのスピーチの時に声が思うように出ない
- 普段の人との会話は問題なくできるが、発表になると極度の不安を感じる
■赤面恐怖

- 人前に出ると顔が赤くなる
- 人に会うと赤面するかもしれないと思い、不安を感じる
- 過去に自分の顔色について人から指摘されたことがあるため、自分が赤面していないか気になる
■発汗恐怖

- 緊張から、人前で気づかれるほど多量に汗をかいてしまうことへの恐怖や不安感がある
- 常にハンカチやタオルを数枚持っていないと落ち着かない
- また汗が出るのではないか、という不安から、人と顔を合わせる 状況を避ける
■振戦恐怖
- 人に見られているような場面で手作業をすると、手が震える
- 職場でコーヒーを出すときや、細かい作業をするとき、手がガタガタ震えてしまい、 それが気になって強い緊張や焦りを感じる
- 人との会食でフォークやナイフを持つ手が震えたり、飲み物を持つ手が震える
- 手が震えそうな場面や場所へ行くことを避ける
■書痙

- 人に見られていると、文字を書く手が震える
- 誰にも見られていない自分1人の場所だと、字がスラスラ書ける
- 人前で文字を書く状況になると、強い緊張や不安を感じる
- 人前で文字を書く状況を考えると、強い緊張や不安を覚える
■対人恐怖症
- 自分はどのように思われているのかが気になり、人と接すると緊張や不安を感じる
- 自分の存在が人を不愉快にさせているのではないか、と思う
- まわりから孤立しているように感じ、どう接していいのか分からずに緊張や不安を感じる
- 緊張感とともに息苦しさ、めまい、ふるえなどの症状が出ることもある
■視線恐怖
- 周囲の視線が気になる
- 道行く人が自分のことを見ているのではないか、という思いにかられる
- 周囲にいる人の視線が常に自分に向けられているような気がして、緊張・不安を感じる
- 人と目を合わせるのが怖い
- 電車やバスに乗っても、周囲の視線が自分に注がれているような恐怖を感じる
■会食恐怖

- 食べている姿を人に見られると、緊張して食事がのどを通らない
- 自分の食べ物を噛む音や、飲み込む音が気になる
- 会食の場でひどく緊張してしまい、吐き気を感じることがある
- 周囲に対して、おいしそうに食べなければいけないという強迫観念がある
- 1人の時や特定の人の前では普通に食事を取ることができる
■腹鳴恐怖

- 職場や授業中など、静かな場所で数時間過ごすときに、お腹が鳴ることが異常に気になる
- お腹が鳴ることが気になって、他のことに集中できない
- お腹が鳴るのではないかと気になり、演奏会や講演会など、大勢人が集まるところへ出かけることに不安を感じる
■排尿恐怖
- 公衆トイレなど横に人がいる状況では小便が出なくなる(特に男性に多い)
- トイレに1人でいるときには問題なく小便が出るが、後ろに人が並んでいたり、順番を待たれている状況などで排尿することに焦りを感じ、うまく小便が出ない
- 知らない人達の中で排尿するより、顔見知りの人が同じトイレの中にいると小便が出ない
■電話恐怖

- 普段は普通に会話ができるが、電話になると声が震える
- 周囲に自分が電話で話している内容が聞かれていると思うと緊張する
- 電話で喋ると、声がうわずったり、どもったりする
- 電話の相手との間の取り方が気になる
- 電話のベルの音が鳴るだけで強い緊張や不安感を覚える






